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ロリポブログ!

Yet Another JUGEM.
永遠と一日
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     カメラの移動にしたがい、新たな世界が次々に生まれてくる。しかし、溝口健二と決定的に違っているのは、溝口健二の場合、徹底したセット作りによって世界の限界を超えてしまうが、テオ・アンゲロプロスは、ロケの中で、あくまでも可能な限りの移動に収めている点である。
     想像を絶するような世界に飛躍していかない範囲の移動が快い。テオ・アンゲロプロスの映画とは、辛さ・厳しさ・苦痛までも観る者に要求される感が強かったが、『永遠と一日』で味わえるのは、移動による甘味さである。
     テオ・アンゲロプロスの既存世界とは遠くかけはなれた甘味さに浸るのは、作者の意図に反しているのだろうか。ヨーロッパ各国の資本投入により、テオ・アンゲロプロスが己の主張を通すことができなかったがゆえの甘味さなのだろうか。
     思いは多方向に飛散してはいくものの、この甘味さは大切に受け止めなければならない、との姿勢を改めるつもりはない。
    | - | 18:19 | - | trackbacks(0) | - | - |
    映画は映画だ
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       水面、ガラスなど、キム・キドクの世界が程良くちりばめられる。正にキム・キドクの世界なのだが、その程良さゆえに、水で薄められた感が否めない。
       そんなことを思いながら見ていたら、終盤に大逆転がなされた。白い空を背景にし、灰色となって戦う二人の男。両者の衣装が、それまでは白と黒であったことを考慮すれば、この灰色は決定的だ。キム・キドクは、また新たな世界を切り拓いてしまった。
      | - | 14:58 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      三国志
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         集団戦の中に、一対一の要素を増やした点は、武術監督サモハンの面目躍如であるが、あれだけ個性的で魅力あふれる槍が頻出しているにも関わらず、映画用に「振り」と「打ち」の動きが多くなってしまった点は非常に残念だ。「隠し砦の三悪人」における、三船敏郎対藤田実の槍決闘がいかに優れたものであったかを、改めて立証する役割を果たしてしまった。
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        悲しき口笛
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           美空ひばりの印象を一言で表せば「かっこいい」となる。歌と踊りだけでも、それは十二分に発揮されるが、映画の強みは、その周辺にあるさまざまな状況設定だ。その最たるものは、時代劇に他ならない。美空ひばりが自己を最大限に解放するまでには、この映画からもうしばらく待たねばならない。
          | - | 19:25 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          ゆきゆきて、神軍
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             初公開当時に見たときは、奥崎謙三氏の行動・言動に快哉を叫びたい気分であったが、今回は、「そこまでやったらまずいだろう」と思ってしまう。この20年で、すっかり体制に馴らされてしまったということか。これは危険だ。反省しなければ。
            | - | 19:28 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |